屋根は住宅のデザインに影響する事は勿論の事、家を「箱」と考えると、屋根は「蓋」となり、雨や風から住宅を守る役目を果たします。お客様が求めるデザイン、必要とする機能を理解した上で屋根材を選択する必要があります。当社ではメインで3つの屋根材をご提案しております。
「陶器瓦」や「いぶし瓦」とも呼ばれます。他の屋根材に比べ厚みや重さがある為、見た目の重厚感があり、デザイン的にも好まれる方が多いです。
塗装が不要であり、50年~100年と言われる耐用年数が有る為、メンテナンス費用がほぼかからない事が性能的に大きなメリットです。遮音性・断熱性にも高い性能を有します。
アルミニウムと亜鉛を主とする金属板の屋根材です。薄くて他の屋根材と比べて軽量な為、高い耐震性が特徴です。水はけの能力も高く、
様々な屋根勾配にも対応が可能であり、価格面でも粘土瓦より安価な為、バランスの取れた屋根材と呼べます。メンテナンスは15年程度に一度塗り替えが推奨されます。
フラット屋根はその名の通り、屋根が平らになっている形状を指します。フラット屋根を採用する方は、そのスクエアな外観を好む方が大半です。雨漏れを防ぐ防水工事が必要であり、10年毎にはメンテナンス費用が発生する可能性が高い事をご理解した上で選択する事をお勧めします。
以上の屋根材は、設計デザインや将来のメンテナンスについてもメリット・デメリットがあります。ご検討時に、確認の上、採用しましょう。
屋根材の比較表